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老舗酒蔵の三男(と言っても五十代)通称「ボン」と申します。伏見の地でかれこれ、三百三十年、江戸時代の初期より商いをしております。
といっても、伏見のことは、とんと無知で、これから勉強して行こうと思っています。
お酒のこと、伏見の歴史、伏見の楽しみ方を、お伝えしていきたいと思っていますので、これからも宜しくお願い致します。

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2013年11月

2013年11月27日 (水)

秀吉 と 巨椋池 その②

夜分に失礼致します、鳥せい本店で接客を担当させていただいております、加藤です。

 

では、前回の続きをお話させていただきます。

 

秀吉は大名たちを住まわせ、一大城下町としました。

今の伏見の町並みはほぼこの頃に整いました。

その名残は今でも「景勝町」「弾正町」といった町名に残っていますよね。

 

ちなみに鳥せいの待合には、この当時の古地図があります。

興味ある方はぜひ時間をつぶしにどうぞ。

 

 

ただそれと同時に、人間として、心休まる場所を求めていたに違いありません。

 

平安時代に貴族たちが、愛でたこの場所が気にいったに違いありません。

 

朝日とともに鴨の群れが飛び、穏やかな水面に蓮が咲き、夕日があたれば金色の城が水面に映し出され、そして夜の月を迎える。

 

「指月」という名の由来は、月が天、川、池、盃と、一度に同時に映るという意味といいます。

 

今となっては、その姿を目にすることはできませんが、秀吉が目にしたものはとても素敵な場所、光景のように私の心に染みこんできます。

 

ここまで書いて、ふと思いました。

 

一つは、信長の安土城に重なる光景なんかがいくらかあるのかなあっと。

琵琶湖と巨椋池

 

そしてもう一つ、神が宿る地に人間が手を加えてしまった、それがその後の秀吉の運命を・・

 

 

2回に渡り、読んでいただいた方、ありがとうございます。

 

 

2013年11月24日 (日)

秀吉 と 巨椋池 その①

こんにちは、鳥せい本店で接客を担当させていただいております、加藤です。

 

今回は、ここ伏見の地にとても関係の深い豊臣秀吉と彼が大工事に着手した大きな池について2回に渡り、お話させていただきます。

 

この伏見の地、昔々は海であったことをご存じでしたか。

大阪湾まで続く海であったのです。

そして長い年月をかけて、地形が曲げられ、隆起し、周りの山々の土砂が流れ込み、ほぼ今のような土地になっているのです。

 

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その名残が、少し前まであった巨椋池です。

桓武天皇が都を定める際に、南に大池のある四神相応の地を求めました。

朱雀にあたるそれが巨椋池です。

 

平安時代には貴族の別荘地となっていました。その情景は詩にも詠まれました。

 

朝戸あけて伏見の里をながむれば霞にむせぶ宇治の川波

                                    藤原俊成

 

どんなに自然に富み風光明媚な場所であったのでしょう。

 

こののどかな土地を、歴史の表舞台に立たせた人物は、豊臣秀吉です。

彼は指月の森に伏見城を築きます。

「指月」という場所、それは、現在で言えば観月橋から外環状線沿いを東に行ったところにある月橋院というお寺のあたりです。

 

秀吉はなぜ伏見に城を築こうと考えたのか。

 

秀吉の根拠地としてすぐに思い浮かぶのは大阪城と聚楽第。

この大阪と京都の二つを結ぶ中間点、重要な場所であったわけです。さらに京都と奈良を結ぶ中間点にも位置します。さらに東には近江がのびる。

人と物資の流通をここ伏見において掌握して、利益をあげる。

まさに「間」という地理的条件を活かし、東に西に北に南にと睨みを効かせていたのでしょう。

 

このように考えると、伏見城は「隠居城」という性格が強いと思われがちですが、それ以上の意味合いを考えずにはいられません。

 

そうでなければ、莫大な財力と権力を振るい、巨椋池に流れ込む宇治川のルートを大きく北に迂回させ、城の前まで川をもってこさせるという大工事はとてもとても・・・

 

2013年11月21日 (木)

卵のほうらく焼き 

いつもへべれけ
中年を過ぎた酒屋の三男坊 ボンです。

 
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「友々ぼん」の新メニューです。
 
「ほうらく焼き」
 
簡単にいうと、茶碗蒸しを
 
蒸さずに焼いたもの
茶碗蒸しと同じ材料 具は、人参、ぎんなん、穴子、三つ葉、ユリ根

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180度のオーブンで焼くと
 
膨らんで、表面に少し焼き目がつきます。
 
最後に、溶かしバターとゆずの皮を風味付けに
 
 
これ、美味しいですよ!
 
 

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と言うことで、本日のコースは、
 
鴨ロース
 
焼き黒枝豆
 
丁字麩の酢味噌和え
 
ほうらく焼き
 
おでん盛り合わせ
  焼き豆腐、ごぼ天、白天、菊菜
 
漬物盛り合わせ
 
ごはん
 
粕汁
 
     です。
 
これに、おすすめの日本酒が、3種付いて、
 
    3700円
 
 
祇園の町屋で、ゆっくり楽しめる、
 
美味しい時間、如何でしょうか?
 
 
尚、お食事の際は、必ず、ご予約を!
 
軽くいっぱいなら、バル(立ち飲みスペースがありますので)
 
 
営業時間 5時から
         ラストオーダー8時
 
定休日  火曜 日祝日です。
来るときには開いてるか?って電話下さい。

鳥せい本店のツイッターです。
お得な情報もありますので、フォローしてください。

2013年11月20日 (水)

日本酒で乾杯しておくれやす

こんにちは、鳥せい本店で接客を担当させていただいております、加藤です。

みなさん、こちらをご存知ですか?

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ここ京都では、まずは日本酒で乾杯しましょう!

というものです。

舞妓さんの後ろ姿で、かわいらしものですよね。

今年の1月に「清酒の普及促進に関する条例」として施行されました。

京都に住んでらっしゃる方には、もう馴染みになったと思いますが、観光で来られるお客様にはとても新鮮にうつってらっしゃるようです。

 

この流れは全国に広まり、3月には、佐賀県の鹿島市、6月には福島、石川、兵庫の各自治体において、同じような条例が成立し、現在では13の自治体で、日本酒で乾杯条例があるといいます。

 

寒くなったこの時期、全国各地で、酒造りの真っ最中だと思います。

全国各地に蒼々とした杉玉がかかげられているでしょう。

 

食欲の秋を迎え、日本料理には、やっぱり日本酒が合います。

それも、その土地その土地の食材、料理と、その土地の日本酒。

パソコンに向かい頭の中で、今、国内旅行が始まってしまいました。

 

これからの人生、もっともっと日本についていろいろ勉強したいなと思いました。

自分の住んでいるいる日本について、知らないことが多すぎると。

 

2013年11月16日 (土)

伏見 ~京の地下水の話~その②

こんばんは、鳥せい本店で接客を担当させていいただいております、加藤です。

 

前回のお話の続きをさせていただきます。

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「伏水」昔からこのようにも書き記されたほど、豊富な水を有する土地でした。

京都の山々に降った雨が森の中の岩、土、砂を通って流れ込み、その森の養分をしっかり吸収し、長い時間をかけて、届きます。

柔らかみのあるおいしい水です。

 

この清らかな水、酒造りの命である水を、約二十の伏見の蔵元はつかわせていただいております。

もちろん、うちの神聖のお酒も、何百年という間ずっと。

この水のおかげで、伏見の酒特有の、芳醇な香りときれいで柔らかな味のお酒を醸しだします。

 

店の横にある水を、早朝から深夜まで、たくさんの方が汲みに来てはります。

朝起きての目覚めの一杯、お茶を沸かさはる時、お風呂からあがらはった時にと、思いをめぐらします。

 

正直、学生の頃は何も考えずに過ごしていた、豊富な水量を持つ京都という土地、伏見という土地に深く感謝をするようになった現在です。

 

伏見酒造組合100周年 きき酒会11月23日開催 前売り券を買って、さ!伏見へ

いつもへべれけ
中年を過ぎた酒屋の三男坊 ボンです。
鳥せい本店のツイッターです。

 
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お店の前以外は、人通りが多くなった 祇園からお届けします。
 
日に日に、紅葉がきれいになってきます。
 
白川も、桜の葉が、色づいてきました。
 
 

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伏見は、11月23日に伏見酒造組合100周年きき酒会が
 
御香宮神社で、開催されます。
伏見の酒を吞み比べして下さい
 
行かれる方は、前売り券ですので、
 
お問い合わせを、
 
帰りには、鳥せい本店も寄って下さいね!
 
お酒の最後は、たれ口でしめて・・・
お得な情報もありますので、フォローしてください。
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祇園「友々ぼん」のネットページが出来上がりました。
是非見てください。

2013年11月13日 (水)

寒い! 燗酒が美味い!

いつもへべれけ
中年を過ぎた酒屋の三男坊 ボンです。
 
 
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寒くて、時雨れて、全く人通りのない、祇園新橋通よりお届けします。

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冬になったら、エアコンだけで、暖かくなるのか心配です。
そういえば、子供の頃は、古い家で、すきま風が、鼻の頭を吹き抜けて、
 
すごく寒かったことを覚えています。
 
そうですよね、熱燗が美味しい季節になりました。
燗の方法にもいろいろあります。
一番美味しいのが、湯煎
お湯につけて、じんわり暖めます。
これをすると、徳利の中で、対流が起きるので、全体が暖まって、
 
尚且つ、徳利が暖かいので最後まで温かいお酒になります。
家庭で、一番簡単なのが、電子レンジ、これは、対流しないので、
 
上だけ暑くなってしまうので、
お箸か何かで、かき回さないといけません。
飲食店では、酒燗器という、便利な道具があるのですが、
これの最大の弱点は、酒燗器の中でお酒が温まったままで、保持されることです。
と言うことは、最初に飲む燗酒は、どれくらいの時間温まったままであるか?
一度、夕方一番で 燗酒を注文すると、真っ黄色の酒が出てきて、
きっと昨日の夜からずっと暖まっていたのではないかと、店員に言ったら、
「こんなもんですよ」というので・・・・
二度とその店には、行っていません・・・
でも、酒燗器が一番安定した温度で出せるので
ちゃんとした使い方をすれば、優れものなのですが。
 
 
鳥せい本店では、辛口の本醸造 鐵齋
 
旨口の神聖を用意しています。
 
たれの焼き鳥には、神聖が美味しい!
 
 
お刺身(鳥せいにはありませんが)や煮物には、鉄斎が美味しいし
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お得な情報もありますので、フォローしてください。

伏見 ~京の地下水の話~ その①

こんにちは、鳥せい本店で接客を担当させていただいております、加藤です。

 

本日は「水」のお話をさせていただきます。

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清らかな水あるところに、人が集まり、文化が生まれる。

昔から井戸を掘り、その地下水を利用して、豆腐や湯葉、茶の湯、京料理というように、清らかな水の恩恵を受けてきました。

 

三方を山に囲まれ、夏は熱気がたまり蒸し暑く、冬は冷気がとどまり底冷えとなるこの盆地の下に、目には見えていませんが、もう一つ盆地があると想像してみてください。

つまり、そこは天然の水がめになっているのです。

さてその水がめには大量の水が蓄えられているとご存じでしょうか。

211億トン・・・よくわからないですよね。

なんとあの日本最大の湖、琵琶湖とほぼ同じくらいの貯水量といいます。

あの対岸が遥か遠くにある、大きな大きな湖と!

大学時代に、ホームセンターで買ったギアなし8千円の自転車で20時間かけて琵琶湖を一周したことを思い出します。どれだけ漕いでも漕いでも全く進んでいる気のしなかったあの大きな琵琶湖と・・・初めて聞いた時はただただ驚くばかりでした。

そしてたまりにたまった、その水がめから、ちょうど水が湧き上がってくる場所がここ伏見といいます。

 

続きはまた次回にお話させていただきます。

2013年11月12日 (火)

召しませチーズと日本酒

いつもへべれけ

中年を過ぎた酒屋の三男坊 ボンです。

 
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昨日11月11日はチーズの日
と言うことで、「友々ぼん」で
チーズと日本酒のマリアージュをやってみました。
会場には、25名のお客様 満席です。

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お酒は

1.  しぼりたて新酒 「たれ口」

    濃い味の代表

2.  「斗瓶取りしずく酒大吟醸」

      香りの良い酒の代表

 

3.  本醸造「鐵齋」

      典型的な日本酒の代表

 

として、3種

 

チーズは、少しづつですが

*解禁になったばかりのモンドール、

*酒かすに漬けた熱々モッツァレッラ(焼いて頂く事できますでしょうか?)

*旨みたっぷり 3年熟成のゴーダチーズ

*チーズのかつお節!?スプリンツ  

*世界三大ブルーチーズ 食べ比べ  などなど~

写真の通り、

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では、どのお酒とどのチーズが相性が良かったのか?

 

やっぱり私の特筆は、

 

ゴルゴンゾーラと大吟醸

   これは、最高です。

 

え!って思うでしょう!

  だまされたと思って、やってみてください。

 

   但し、美味しいチーズと一緒に!

 

そういえば、日本酒も、麹は(こうじ)カビから作っているのですから

 

カビのチーズとは、相性が良いのでしょう!

 

  カマンベールを切って、薄くスライスした奈良漬けのサンドイッチも

 

  日本酒のあてに美味しいですよ!

 

モッツアレラチーズは、鉄斎がよく合います。

 

というか、ミルク臭と吟醸香は、今一相性が悪いというか?

 

熟成のゴーダは、どれとでも合います。

 

でも、10種類近く味見をすると、結構、酔っ払って分からなくなります。

 

もう一つの特筆は、こんだけしか食べていないのに、

 

おなかがいっぱいになります。

 

チーズ恐るべし!

 

チーズダイエットって、できそうです。

 

以前に、チーズのイベントに行ったときに

 

参加者がほとんどスリムな方ばっかりなのに驚いたことがあります。

 

楽しい一日、

 

ちょうど、日本酒もしぼりたての「たれ口」解禁の時期と同じなので

 

毎年、やります!

 

次回は、是非参加してください。

 

あ!今晩もう一度、味見ができたら、再度報告します。

 

マンステールとか、チェダーチーズは、今一記憶がないので・・・

 

注ー美味しいチーズと一緒に

  

興味のある方は、こちらまでお問い合わせを

 hop_step_cheese_com@yahoo.co.jp

チーズの料理を作りながら、チーズの勉強と試食
  料理教室と試食会と宴会が一緒になった感じで、結構おもしろいです。
    残念ながら、日本酒は出ないので・・・
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2013年11月10日 (日)

チーズと日本酒の相性チェック

いつもへべれけ
中年を過ぎた酒屋の三男坊 ボンです。

 
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雨模様の日曜日、今日も祇園からお届けします。
 
今日は、松元洋一陶芸展の最終日、
 
たくさんのお客様に来て頂き、本当にありがとうございます。
 
ということで、明日は、11月11日
 
チーズの日です。
 
友々ぼんで、日本酒とチーズの出会い
 
イベントを開催します。

Photo

 
(要予約ですので、当日参加はできませんが)
 
 
チーズと言えば、ワインでしょ!
 
というか、最近は、寿司でもワインなんて言うことを言っているので、
 
 
チーズに日本酒も合いますよ!っていうことで、
 
日本酒3種と
 
チーズソムリエの和泉さんがチーズは、約10種をそろえて、
 
 
当社の日本酒も、7日から、新酒が解禁、
 
しぼりたての「たれ口」とチーズの相性は?
 
 
結果は、次回のブログで、(きっと火曜日)
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