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老舗酒蔵の三男(と言っても五十代)通称「ボン」と申します。伏見の地でかれこれ、三百三十年、江戸時代の初期より商いをしております。
といっても、伏見のことは、とんと無知で、これから勉強して行こうと思っています。
お酒のこと、伏見の歴史、伏見の楽しみ方を、お伝えしていきたいと思っていますので、これからも宜しくお願い致します。

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2011年11月

2011年11月30日 (水)

心底 暖まる料理とお酒

いつもへべれけ

中年を過ぎた酒屋の三男坊 ボンです。


11月最後の日というのに結構暖かい 曇り空の伏見からお届けします。


皆さんお元気ですか。

美味しいお酒と料理で、忙しい師走を乗り切りましょう。


寒くなってきたので、体の芯から、暖まるものが、良いですね


おでんに、燗酒 (鳥せいには、おでんはありませんが)

根菜は、体の中から、暖める材料です。


体の中から暖めると、からだ全体が、調子よくなります。


~~~~~~~~~~~~~~~~

あまり綺麗な話ではないのですが、


便秘で悩んでいる人が、下剤を常用すると

下剤が体を冷やして、更に、便秘がひどくなる。


まず、体を温めて、内臓の働きを活発にしなければ、

根本的な改善は出来ない。漢方を使って、内臓を暖めてあげることから、


と、いつもお世話になっている「すみれ薬局(滋賀里)の高野さん」から

実は、妻の父が、便秘で、困っています。

そして、寒い寒いと連呼。


そうか、内臓から冷えてしまっているのかな?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


話を戻して、熱燗の話

人間の舌は、熱ければ熱いほど、甘さを感じなくなります。

だから、辛口の燗酒と注文されたら、熱燗にすると良い

熱燗にするのならば、甘口のお酒の方が美味しいですよ

と言って、説明をいつもしています。

でも、甘い酒は、甘く感じる温度で

辛い酒は、辛く感じる温度で呑むことも、

お酒を美味しく呑む、方法なのかな?

清課堂(錫器)の山中さんから、本醸造「鐵齊」という当社の辛口のお酒は、熱燗が美味しいsign03

と言って頂きました。

そうですよね。辛口のお酒を辛口として美味しく呑むのは、やっぱり

錫のちろりで、熱燗にして、熱々の料理と暖かい部屋で、味わう。

心底暖まる。

冬に呑む。これが辛口の酒の 最高の飲み方でしょう!sign01

2011年11月29日 (火)

蔵開き お礼のメールありがとうございます

いつもへべれけ

中年を過ぎた酒屋の三男坊 ボンです。

今日は、しぼりたて「たれ口」の発送日です。

早く終わったので、ブログ書いています。


27日の「蔵開き」のお礼、メールで何通か来ています。

本当にありがとうございます。

手作りの催事ですが、来て頂いている方も

販売に来られている方も、本当にいい方が多くて、楽しい催事になってきました。


伏見の町が、もっと楽しい町になって

いっぱいの方が来て、いっぱい買い物をして、

いっぱい呑んで、楽しい伏見の話題が、広がる様になって欲しいです。

しかし、何回も書いていますが、酒粕が少なくて、申し訳ありません。

長蛇の列で、気分を害された方も多いと思います。


酒粕の少ない理由の一つに米の高騰があります。

なんでこんなに米が高いのか、たくさん獲れているのですが

年明けには、下がると予想していたのですが

どうも無理かもしれません。


会場で昆布やさんと話をしていたのですが

これから、海藻が値上がりするかもしれない。

わかめは、すでに、品薄、値上がりぎみ

そして、来年には、変な報道で、誰も海藻を食べなくなって、今度は、暴落


なんて事にならないように願っています。

2011年11月28日 (月)

おすすめメニュー 12月5日から

いつもへべれけ

中年を過ぎた酒屋の三男坊 ボンです。


久々に、鳥せい本店の話です。

いつも店にいないのが良く分かります。


12月5日からのおすすめ料理

一挙公開

詳しくは、後日、調理場から説明

 《久々の復活》

料理長のおすすめから
 カレー湯豆腐 550円

   昔からの定番メニューだったのです。

   復活の要望が、多く、久々に復活です。


 《昨年評判が良く、再度登場》

季節限定料理から
 れんこんのもちもち上げ 530円

   昨年の一番人気が今年も復活しました。


 《京都のうどんと言えば「あんかけ」でしょう》

新ランチメニューから
 とり天あんかけうどん 650円


   京都のうどんと言ったら「あんかけ」ですよねと
   言った人がいました。とり天とねぎに
   特製とりスープ 鳥せい風にアレンジした
   「京のおうどん」です。

     ちなみに、京都では、あんかけうどんを
     「たぬき」といいます。


昨日の蔵開きの写真が全く撮れていなくて

みんなに非難ごうごうのボンでした。

メモリーが入って無かったら、シャッターが降りないように

普通は、なるのに・・・

2011年11月26日 (土)

明日は 「蔵開き」ですよ 伏見に遊びにいきましょう

おはようございます。

井戸水が暖かく感じる頃です。

今日も快晴の伏見からお届けします。

紅葉が綺麗になってきました。


観光の方もすごく多くなってきました。

観光地につながる道は、車で、通らないように注意しています。

昨日(金曜日)でも、渋滞で、動きません。


明日は、いよいよ、「蔵開き」です

今日は、準備で、大忙しです。

明日会場でお待ちしています。

必ず、徒歩出来てください。

それと、鳥せいに来るなら、

夜の遅がけに、昼は、すごく待たなければいけません。

酒粕は、2000袋限定です。

鳥せい本店横のお土産物処にも、600g560円ですが

置いています。

2011年11月25日 (金)

酒造り風景 「蒸し米」

いつもへべれけ

中年を過ぎた酒屋の三男坊 ボンです。


今日も少し寒くなって、お酒が造りやすくなってきた 伏見からお届けします。


いよいよ、忙しくなって、ブログを書くのも

仕事の合間に・・・・


今日は、酒造り風景「蒸し米」

朝一番に、お米を蒸します


お酒用の米は、炊くのではなく、蒸します

柔らかく炊いてしまうと、すぐに溶けてしまうから、

普通のお酒でも、2週間 大吟醸になると1ヶ月近くをかけて

ゆっくり、お米が溶けて、お酒に変わります。

そのために、ゆっくり溶けるように、硬く蒸し上げます

細かく言うと、外硬内軟(外側は、硬く、内側は、柔らかく)蒸し上げるのが

良いとされています。

これが蒸し器

昔は、大きな木の桶(こしきと言います)を釜の上に置いて、蒸したのですが

今は、蒸し方が均一になるトンネル式を使用しています。

蒸し器から出てくる酒米

ここからは、雑菌が入らないように、一切手に触れないように変わりました。

昔は、ふんどし一丁で、こしきに入って、蒸し米を桶で運ぶ、手で混ぜて

温度を下げるという工程でしたが、

今は、蒸し米に冷風をかけて冷やして、

エアーシューターで、運びます。


酒樽
に、エアーシューターで投入される酒米です。

良いお米が蒸せないと、絶対美味しいお酒にはなりません。

何か、味気ない写真ですが、昔ながらの酒造りの方法で仕込んで、

美味しいお酒を造る重要な工程の一つです。

2011年11月24日 (木)

名物 京の名物 伏見の名物

各地に名物ってありますよね。

京都は、いっぱいあります。

どこそこへ行ったら、必ずお土産はこれ!

知っていますか?

北野天満宮にいったら、粟餅(あわもち)

下鴨神社は みたらし団子

上賀茂神社は 焼き餅

大原に行ったら しば漬け


最近では、宇都宮に行ったら、餃子

大分に行ったら、唐揚げ


それでは、伏見に来たら、何でしょう?

当然、お酒は、ありますが、他に何かないの?


20年ほど前から、ずっと言い続けています。

しかしながら、そう簡単に出来るものではありません。


取りあえず、鳥せい名物を作ろう!!


今厨房スタッフ全員で、頑張って考案中です。


ほんまに、名物になるかどうかは、お客様が決めることですが、

近日中に、メニューに載ります。


冬場の鳥せい名物は、なんと言っても、

しぼりたての新酒「たれ口」

「かす汁」です。


伏見に来て、これだけは、食べておかんと といって

鳥せいに・・・を食べに来る。


そんな、新しい名物が出来るでしょうか。

今日の伏見

今日の伏見

西山も少しだけ色を変えて

「さむsign01catface

27日(日)「蔵開き」は、良いお天気になりそう

是非伏見に来て下さい。

2011年11月23日 (水)

今日の伏見 桃山城

おはようございます。

井戸水が暖かく感じる頃です。

今日は、久々にゆっくりの朝です。

窓から朝日がすがすがしい伏見からお届けします。


少し、曇りがちですが。


紅葉の便りを探して、桃山城に行って来ました。

小高い山の上なので、紅葉が始まっています

残念ながら、伏見城は桜の名所で、

紅葉はあまり植えられていません。

この桃山城は、秀吉や家康が建てた伏見城から、少し北に建てられた

「桃山城」(昭和)です。


こちらは、金札宮の「くろがねもち」の木
赤い実が、たくさん実っています。

今日の伏見は、お昼から、雨

週末27日には「蔵開き」があります。

是非、伏見に来てください。


2011年11月22日 (火)

巨椋池と秀吉 簡単にいうと

昨日の大作ブログ読んで頂けましたでしょうか。

すごく簡単に説明すると

まず、京に都を移すときには、

いろいろと縁起を担ぎます。

それぞれの包囲に守り神が居る場所を都に選びました。

南を守る神「朱雀」(中国の伝説の神鳥)巨椋池に見立てました。

秀吉は、この巨椋池を治水し、伏見城の資材を運び、町を作りました。


雨が降れば、いつも水につかる水害の多発する湖畔の農村地を

一気に、町に変えたのです。今、巨椋池は無いので想像出来ないのですが

伏見城の南には、当時は、琵琶湖に次ぐ、日本で二番目に大きな湖

風光明媚な場所であったでしょう。

この伏見の地に、全国から、大名を集め、職人を集め、資材を集め

大きな町を作ります。

そして、この地の利は、徳川の時代にも受け継がれて

城下町から、宿場町、交通の要所として、伏見は、今に至ります。


え!簡単すぎる?


中途半端な説明をすると、また、関係のないおじさんが

「そんなはずはない!」と怒ってきます。


余談ですが、前々回の「江」のビデオを見ていたら

家康が「元和」の年号を持っている場面が出てきました。

生きとるやないか!

文句言うなら、もっと勉強せい!!

と心の中で・・・・

2011年11月21日 (月)

伏見の歴史 by加藤

今日21日月曜日 「鳥せい本店はお休みですsign03

ということで、今日は長編大作をじっくり読んで下さい。

本店スタッフ 歴史と神社仏閣が大好きの
加藤くんの力作です。

秀吉と巨椋池

この伏見の地、昔々はであったことをご存じでしたか。
大阪湾まで続く海であったのです。
そして長い年月をかけて、地形が曲げられ、隆起し、
周りの山々の土砂が流れ込み、ほぼ今のような土地になっているのです。
その名残が、少し前まであった巨椋池です。
桓武天皇が都を定める際に、南に大池のある四神相応の地を求めました。
朱雀にあたるそれが巨椋池です。
平安時代には貴族の別荘地となっていました。
その情景は詩にも詠まれました。

朝戸あけて伏見の里をながむれば霞にむせぶ宇治の川波(藤原俊成)

どんなに自然に富み風光明媚な場所であったのでしょう。
こののどかな土地を、歴史の表舞台に立たせた人物は、
豊臣秀吉です。
彼は指月の森に伏見城を築きます。
「指月」という場所、
それは、現在で言えば観月橋から外環状線沿いを
東に行ったところにある月橋院というお寺のあたりです。

秀吉はなぜ伏見に城を築こうと考えたのか。

秀吉の根拠地としてすぐに思い浮かぶのは大阪城と聚楽第
この大阪と京都の二つを結ぶ中間点、重要な場所であったわけです。
さらに京都と奈良を結ぶ中間点にも位置します。
さらに東には近江がのびる。

人と物資の流通をここ伏見において掌握して、利益をあげる。
まさに「間」という地理的条件を活かし、
東に西に北に南にと睨みを効かせていたのでしょう。
このように考えると、
伏見城は「隠居城」という性格が強いと思われがちですが、
それ以上の意味合いを考えずにはいられません。
そうでなければ、莫大な財力と権力を振るい、
巨椋池に流れ込む宇治川のルートを大きく北に迂回させ、
城の前まで川をもってこさせるという大工事はとてもとても・・・
大名たちを住まわせ、一大城下町としました。
今の伏見の町並みはほぼこの頃に整いました。
その名残は今でも「景勝町」「弾正町」といった町名に残っていますよね。
ちなみに鳥せいの待合には、この当時の古地図があります。興味ある方はぜひ時間をつぶしにどうぞ。
ただそれと同時に、人間として、
心休まる場所を求めていたに違いありません。
平安時代に貴族たちが、愛でたこの場所が
気にいったに違いありません。
朝日とともに鴨の群れが飛び、
穏やかな水面に蓮が咲き、
夕日があたれば金色の城が水面に映し出され、
そして夜の月を迎える。
「指月」という名の由来は、
月が天、川、池、盃と、一度に同時に映るという意味といいます。
今となっては、その姿を目にすることはできませんが、
秀吉が目にしたものはとても素敵な場所、光景のように
私の心に染みこんできます。

ここまで書いて、ふと思いました。
一つは、信長の安土城に重なる光景なんかがいくらかあるのかなあっと。
そしてもう一つ、神が宿る地に人間が手を加えてしまった、
その後の秀吉の運命を・・

小さい文字で長々と失礼しました。

今回は山本本家が創業する八十五年ほど前の伏見のお話でした。初代のおじいちゃんは何をされていたのでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

あ!天満橋店は営業しています。是非来て下さい。

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